こんにちは。はじまりです。
- 副業として投資を考えている方
- 投資に興味があるけど、何を選んでどう始めたらいいか分からない方
そんな方向けに投資の始め方、投資の種類もいくつかご紹介します。
別記事でも紹介していますが、投資は長期的に取り組む前提で始めましょう。
良かったらこちらの記事↓もご覧になって下さい。
最近はスマホ1つで取引できる投資もありますし、少額からでも取り組めます。
お金をただ預けておくために銀行を利用するのは、長い目で見れば大きな損失です。
「副業に取り組む時間がない」
「副業が禁止されている」
こんな人ほどぜひ副業として投資を検討してみて下さい。
副業で投資を始めたい人!おすすめ7選
まずはどんな投資があるのか代表的なものをご紹介していきます。
ここで取り上げる金融商品を全ておすすめしたいのではなく、まずはそれぞれの特長を知っておくことが大事です。
それによって自分がどんな投資をしたいのか、どの金融商品に投資するのがいいだろうかと判断する材料になります。
投資信託
投資信託は多くの投資家から資金を集め、ファンドマネージャーが代わりに運用を行うものです。
その運用によって利益が発生すると、投資家達に配当金を受け取る仕組みです。
投資信託の特長は以下の通りです。
- 投資信託は株や債券、不動産、その他金融資産などに分散して運用するため、元本割れのリスクを極力抑えられる。
- 少額の投資も可能であり、専門家が代わりに運用を行ってくれることから初心者でも参入しやすい。
- しかし専門家といえども100%利益が得られるわけではなく、元本割れが起こる可能性はゼロではない。
- また投資信託は専門家に全てを任せる代わりに手数料などが発生するなど、運用コストも考慮しないといけない。
このように運用をプロにお任せできるのが投資信託の大きな魅力ですが、全てのファンドマネージャーが優秀で利益を出せるとは限りません。
運用を全て丸投げするのではなく、出資者自身も少しずつ投資の知識を身に付けることも大事です。
株式投資
投資と言えばまず株式投資をイメージされる方が多いのではないでしょうか。
株式投資は、企業が発行する株式を購入して株を取得することですね。
その企業の株価が上がれば、株の購入時よりも価値が上がり、利益となります。
株式投資の特長は以下の通りです。
- 株式には株の変動による売買益(キャピタルゲイン)と、株主に分配される配当金(インカムゲイン)の2種類の利益がある。
- また株主を購入することで、投資家に食品や地域の特産物などをプレゼントしてくれる【株主優待】を取り入れている企業も増えている。
- 株価は世界的な情勢や経済状況による影響も強く受けるため、必然的に政治や経済の動向にも詳しくなったり興味を持つようになる。
- 投資した企業が倒産してしまうと株価の価値がゼロになってしまう可能性もある。
購入した企業の株価が上がり、配当金も増えていけば、それは事業が好調であることのバロメーターでもあります。
企業側は最低投資額を設定していることがほとんどで、大抵の場合10万円以上必要だったりと、ある程度お金を準備する必要はあります。
しかし昨今ではミニ株と呼ばれる、数万円から取得できる株式も登場しているので初心者でも少額から株式投資を行えるように変わってきています。
投資初心者は少額から始められるミニ株から始めて、少しずつ慣れてきたら本格的な株式投資へ進むことをおすすめします。
REIT(不動産投資)
REITは投資家から集めた資金を、専門家がビルやマンションなどの不動産に投資する金融商品のことを言います。
不動産に特化した投資信託と思ってもらえればいいですね。
個人で不動産投資を行うには多額の資金が必要ですが、REITなら少額でも不動産投資を行えます。
REITの特長は以下の通りです。
- REITで得られる利益は『売却益』と『配当収入』の2種類。
- 不動産は家賃収入があるため、REITでは高配当を得られる可能性がある。
- ただし通常の投資信託と同様、元本保証はなく手数料などの管理コストも発生する。
不動産投資と言えば実際に物件を購入して、入居者から賃貸料を得る『家賃収入』をイメージされる方も多いでしょう。
そして購入時よりも不動産価格が値上がりしたときの売却益による『譲渡所得』ですね。
ただ、家賃収入が安定してくれば不労所得にもなりえますが、そこまで行き着くためには相当な労力と費用が必要です。
実際の不動産投資で大家さんをしようと思うと空室が続いたり修繕費用、入居者のトラブル等で事故物件になってしまったりと現実的なリスクがつきまといます。
しかしREITだと少額からでも投資可能な上、専門家が運用してくれるため不動産投資をやってみたい方は、まずREITから始めてみることをおすすめします。
そこで結果を出してから実際のアパート、マンション運営を考えても遅くはありません。
FX自動売買
FX自動売買とは、最初に設定しておくことで自動的にAIが売買を繰り返して利益を上げてくれる投資方法です。
そもそもFXとは『外国為替証拠金取引』のことです。
円やドル、ユーロ、などの法定通貨を交換・売買し、その差額を利益とします。
つまり『為替の変動分の差額で稼ぐ仕組み』と思って頂ければいいです。
それを人間ではなく機械にやってもらうことをFX自動売買と言うんですね。
FX自動売買の特長は以下の通りです。
- 機械が売買を行うため、相場に一喜一憂したり人間の感情を持ち込むことなく取引をしてくれる。
- 仕事や家事育児が忙しくて相場をチェックできなくても、適切なタイミングでコンピュータが売買してくれる。
- お金とFX自動売買ツールさえあれば、あとはプログラムを設定するだけなので初心者でも始めやすい。
- 自動売買は全ての相場で常に収益をあげるプログラムは存在しないため、相場の急変に対応できないことも。
FX自動売買は投資のプロが構築したプログラムであり、近年は運用成績が非常に良くなっています。
FXは一般的にハイリスク・ハイリターンと言われやすい投資ですが、FX自動売買はその中でも投資初心者が取り組むにはおすすめです。
国債
国債とは、国が発行する債券です。
簡単に言えば自分のお金を国に貸して運用を行う方法です。
国債を購入することで定期的に利息を得られるようになり、満期を迎えれば元本が返還されます。
国債の特長は以下の通りです。
- 国によって元本保証がついており、年0.05%の最低利率が設けられていることから初心者向けの投資と言われる。
- 国債には満期が3年・5年・10年の3種類あり、3年と5年の国債は固定金利、10年の国債は変動金利となる。
- また1年以上にわたり国債を保有すれば、元本を維持した状態で解約も可能。
他の投資と比べると得られる利益にいまいち旨味を感じないかもしれません。
しかし国が破綻しない限り元本は保証されますので、投資初心者におすすめの金融商品です。
投資信託の自動買付
投資信託の自動買付とは、毎月の指定日に指定した金額を口座より自動で引き落として運用していくものです。
もちろん引き落されるのは、ファンドを購入する積立投資先です。
投資信託の自動買付の特長は以下の通りです。
- 購入のタイミングを自分で決める必要がなく、毎回の手続きも不要で一度設定すれば毎月の自動引落による自動買付ができる。
- 投資信託を常に毎月定額を積み立てることで、まとめて購入するよりもリスクを抑えられる。
- しかし元本保証が無く途中解約ができない場合もあり、手数料などのコストもかかる。
投資信託の自動買付は、1万円の少額からでも運用可能です。
手数料などのコスト負担はあっても通常の投資信託同様、プロが運用してくれますし自動買付だと設定や自分で売買する手間すら省けて、普段からなかなか時間に取れない方にはおすすめです。
ロボアドバイザー
ロボアドバイザーとはその名の通り、AI(ロボット)が自分の年齢や資産状況、投資先や金融商品のリスクなど総合的に判断し、さらに自動で選んでくれるサービスです。
通称『ロボアド』と呼ばれており、AIによる自動判別で資産運用を行うため、副業で投資を考えている初心者や普段から時間が取れない方には人気の運用です。
ロボアドバイザーの特長は以下の通りです。
- ロボアドには『助言型』と『一任型』の2つのサービスがあり、一任型がロボアドに運用まで任せるサービス。
- ロボアドの運用は時間と手間を省けるのはもちろん、知識や経験も必要すらない。
- 長期的に極力リスクを回避しながら運用を行うため、短期間で大きな利益を上げるのは難しい。
- AIが相手のため運用コストが低めに設定されていることも多く、投資初心者でも始めやすい。
- NISAを使った節税ができない。
最後に出てきた『NISA』とは資産運用で利用できる節税制度のことです。
NISA口座で運用すると、年間120万円までの利益は全て非課税になり確定申告も必要ありません。
またAIが代わりに運用してくれると言っても100%利益を出せるわけではありません。
ロボアドに限りませんが、投資に損失は付き物です。
こちらも少額から始められる投資ですから、特に投資初心者は検討の余地ありです。
副業で投資する時の選び方
初心者でも始めやすい投資の種類をご紹介してきましたが、いかがでしょうか?
この中から絶対に1つに絞らないといけないわけではありません。
しかし投資初心者は最初は1つの投資に集中して経験値を積むことで、いずれ他の投資を始めるときにも活きてきます。
次は自分に合った投資をどう判断して選べばいいのか、目安をお伝えしていきます。
なるべくリスクを抑えられるか
まず損失のリスクについては特に投資初心者は不安に感じる部分ではないでしょうか。
「もし損失を出してしまったら多額の借金を抱えてしまうんじゃ…」
家族を抱えている方なら、なおのこと身構えてしまいますよね。
こんな時、先ほどご紹介した国債は元本保証もありますし、投資の入口の部分としては最適です。
また他に元本割れのリスクがある投資であっても少額ずつ投資することで、大きな損失を回避できます。
何よりリスクが心配という方は、手堅く利益を狙える投資を選ぶのが良いでしょう。
少ない資金でも投資が可能か
ここも初心者は気になるポイントですよね。
投資に興味はあるけど、まとまった資金が必要だと思ってしまい行動に移せなくなってしまうんですね。
もちろん投資を始めるのにどれくらいの資金が必要となるかも大事ではあります。
しかし初心者向けの投資をいくつかご紹介しましたが、ほぼ全ての種類で少額(大体1万円)から運用可能です。
月々のお小遣いで投資できますから、正直なところ先ほど挙げた種類であればどれを選んでも問題ありません。
経験者で投資がある程度形が出来上がっていれば、得られた利益から別の投資を始めて視野を拡げるのもいいでしょう。
特に投資では『レバレッジ』と呼ばれる今持っているお金以上の金額を投資し、大きな利益を狙えるものもあるので要チェックです。
【レバレッジ】とは
少額の自己資金を保証金とすることで、自己資金の何倍もの多額の投資を行うことができる仕組み。
ただし相場観が外れた場合、想定以上に大きな損失を被ることもあるため投資を行う際は最悪の事態も想定し、自分の身の丈に合ったリスクを取ること
レバレッジはある程度投資に慣れてから考えてもいいでしょう。
何より大事なのは少額でもいいので、投資の世界に足を踏み入れてみることですね。
投資初心者でもすぐできるのか
そして自己資金があっても、投資自体の難易度やどれほどの手間を要するのかも気になる点ですよね。
特に初心者の方は政治、経済を勉強したり株価の値動きをチェックしたりと常に気が休まらないようなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
これも先ほどご紹介した投資の種類を見返して頂くと大抵は解決します。
『投資信託』『ロボアドバイザー』など、プロやAIにお任せできる手軽な投資手段を積極的に活用していきましょう。
そうやって他人や機械に運用をお任せしつつ、少しずつ投資の知識を身に付けていくことが大事です。
基本的な投資の知識なら書籍やネットの情報でも得られます。
繰り返しになりますが、やはり自分で投資してみることによって分かることも多いですから、臆せずトライしてみましょう。
短期間で利益を出せるのか
そしてどれくらいの期間で利益を出したいのかも意識しておくことが大事です。
短期的な利益を狙ったり、長期的に利益を積み上げていったりと投資の種類によって特長があります。
「すぐにでも結果が欲しい」という方は短期的な利益を狙う投資手段を選ぶのが良いでしょう。
例えば株式投資やFXなどがそうです。
短期的な利益を得るには基本的に投資対象となるものを買い、買った値段よりも高く売ることで利益を狙うのです。
ただ、これはどちらかと言えば投資初心者向きのやり方ではありません。
ある程度投資に慣れて知識も付いてきたら最初はお試し感覚にやってみていいでしょう。
長期に渡って運用を続けるのか
基本的に投資は長期戦が望ましいです。
老後を考えて長期的な視野で資産を増やしたいという方もいらっしゃるでしょう。
投資初心者はもちろん、ある程度経験のある方でも、できるだけ長期的に金融資産を保有することをおすすめします。
その理由は、資産は積み上げていくことで配当金(キャピタルゲイン)も上がっていくからです。
金融商品を売ることで差額で大きな利益を狙うのもいいですが、売ってしまえばそこで終わりです。
株式投資だと配当金のみならず、株主優待も受けられなくなりますから結果的に損をします。
もちろん逆に元本割れのリスクもありますから、何でもかんでも保有すればいいと言うものでもありません。
しかし前述したように少額投資したり、プロやAIに運用をお任せすることでリスクを限りなく抑えています。
将来の資産形成などのために堅実に利益を上げたい、という方は長期的な利益を狙える投資を選ぶのがおすすめですね。
副業で投資を1つに絞るなら投資信託
投資の種類、選び方とご紹介してきましたが、上記に挙げた種類であれば正直何でもいいと思います。
ただ、それでもあえて1つに絞るのであれば【投資信託】をおすすめしたいです。
その理由も解説していきます。
投資信託を勧める理由
投資信託のメリットは先ほどお伝えした通りですね。
- 専門家が代わりに運用してくれる
- 少額から始められる
- 複数の銘柄を購入することでリスクを分散できる
以上の点に加えてもう1つあります。
それは投資信託では個人投資家には購入が難しい発展途上国の株式や債券などを投資対象にできる点です。
つまり国内だけでなく、海外の金融商品にも普通に投資ができるんですね。
投資信託では米国株がおすすめ
もちろん国内の銘柄で投資信託するのは全く問題ありません。
事実それで利益を得ている人はたくさんいます。
しかし投資信託をするのであれば、私は【米国株】の銘柄をおすすめします。
理由はシンプルです。
アメリカの企業は常に成長し続け、世界の名だたるトップ企業はアメリカ企業ばかりだからです。
このチャートを見て分かる通り、米国の株式市場(NYダウ)は長期にわたって高い上昇を示しており、2008年〜2009年のリーマンショックなど落ち込んだ時期があっても、結局回復しています。
チャート全体の1989年〜2019年の30年間で見ると約12倍も上昇しているんですね。
その一方で日本株はほぼ横ばいです。
投資信託をするなら『米国株』とおすすめする理由がわかって頂けるでしょうか。
米国株の投資信託は高配当が期待できる
アメリカの企業は、株主への利益還元として『配当金』を何よりも重視します。
日本の企業では『株主優待』が人気ですが、それを目当てに株式投資をする方も多いでしょう。
しかしアメリカはシンプルに現金の配当を求める株主が多いため、企業も出来るだけ配当を増やそうとする傾向が高いのです。
日本株より少額投資が可能で日本円で投資できる
そして日本株よりも米国株は少ない額で取引できる場合が多いのも投資初心者には大きなポイントですね。
日本株だと100株単位など、ある程度まとまった単位でしか購入が出来ないことが多いのに対し、米国株は1株単位での購入が可能な場合がほとんどです。
また「アメリカの株を日本円で買えるの?」と疑問に思われる方もいるでしょう。
ドルに替える必要はありません。
取引は日本円で簡単に出来ます。
例えば楽天証券などの口座から資金を通すことによって、株価を円貨に換算したものがその資金を使って取引されます。
以上のことから投資信託、それも米国株での取引をおすすめしています。
もちろんアメリカ経済が今後絶対に衰退しない確証などありません。
しかし現時点では米国株は限りなくリスクを抑えられますし、それを投資信託としてプロに運用してもらうのであれば一番おすすめしたい投資です。
まとめ
今回は実際にどんな投資があるのかご紹介しましたが、いかがでしょうか。
基本的には初心者向けの手法ばかりをご紹介しましたが、だからと言って利益が少ないとかそういったことはないのでご安心下さい。
今回ご紹介した投資手法は、国債や株主投資以外は全てプロやAIが運用を行ってくれるものです。
副業が禁止されていたり、普段から時間が取れない人もおすすめです。
投資に関しては別記事でも取り上げていますから読んでみて下さい。
投資は毎日決まった時間を割いて作業するわけではありませんし、ある意味通常の副業より取り掛かりやすいです。
今は資産運用で大きく成功している人でも、その過程では大なり小なり失敗しています。
一度踏み出してみれば、それで立派な経験になります。
本記事で、投資に対する『何となく危なそうなイメージ』がなくなれば幸いです。
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