こんにちは。はじまりです。
今回は副業でフードデリバリーを考えている人向けに稼ぐ方法をお伝えしていきます。
フードデリバリーとは、ウーバーイーツや出前館など業務委託(個人事業主)として、注文が入ると指定先に宅配することです。
本業だけでも生活できなくはないけど、休日や仕事後に前もってシフトを組んでバイトや派遣で勤務するのは大変ではないでしょうか?
仮に在宅の副業であっても、納期があると時間に追われます。
案件をこなしても報酬が振り込まれるのが翌々月なんてこともあるでしょう。
そんな方こそぜひフードデリバリー宅配員をおすすめします。
- 本業の合間に隙間時間だけで働きたい
- 手っ取り早く稼ぎたい
- 働いた分はきっちりお金をもらいたい
- 稼いだらすぐ報酬が欲しい
↑このように考えている方はぜひこの後も読み進めてみて下さい。
そんな方向けにフードデリバリー宅配員として稼ぐ方法をお伝えしていきます。
別記事でもフードデリバリーを取り上げているのでご覧になってみて下さい。
副業でフードデリバリーをするならどの車両を使うべきか
まずフードデリバリーは車両が必要です。
自転車・バイク・車ですね。
最近は徒歩で配達するサービスも一部で始まっていますが、基本的に車両を使いましょう。
どの車両を使うのがベストなのか、絶対的な正解はありません。
配達地域、配達距離によってどの車両が最適か変わってくるからです。
それを踏まえた上で順に車両の特長をお伝えしていきます。
自転車で配達
フードデリバリー配達員と聞くと、多くの方が自転車をイメージされるでしょう。
自転車のメリットは以下の通りです。
- 非常に小回りが利くため、都会になればなるほど自転車は強い
- バイクや車と違い、細かい標識や駐輪スペースを気にしなくていい
- 配達時に道がわからなくてもすぐその場で停車してマップを確認できる
- 足腰が鍛えられて健康にもいい
- ガソリン代が必要なく、メンテナンス代もバイク・車とは比較にならないほど安い
大都市になればなるほど自転車は威力を発揮します。
人口も多く、集積した都市は単純に注文件数も多いからです。
仮に大都市でなくとも、どの地方にも中心的な市街地がありますから『時間帯』『待機場所』など何度もデリバリーをこなしていくと傾向を掴みやすいですね。
自転車なら注文を受けていない時間でも、割と気軽に待機できたりします。
しかし自転車のデメリットは配達距離が短くないと厳しいことですね。
注文を多く受けられても、1件あたりの配達距離が長いと時間がかかってしまうからです。
ただ、報酬ありきではなく「体を動かしたい」「ちょっとのお小遣い感覚で稼げればといい」なんて方は地域に関係なく自転車でいいでしょう。
バイクで配達
自転車ほどではないにしろ、バイクでの配達もよく見かけます。
バイクのメリットは以下の通りです。
- 自転車と違って配達距離のある注文も受けられる
- デリバリー企業によってはバイク配達は距離が長い場合が多く1件あたりの単価が高い
- 体力の消耗も少なく、副業・本業に関係なくしっかり稼ぎたい人におすすめ
- 125cc以下のバイクであれば特別な申請も入らず、ガソリン代も非常に安い
- 単純にバイクの運転が好きな人に向いている
- ガソリン代・メンテナンス代の一部を経費にできる
大都市、地方都市に限らずバイクの配達もおすすめです。
これが自転車だと体力勝負にもなるため、要領の良さだけでは多くの注文件数をカバーしきれない場合があります。
配達距離の長いことで報酬がアップする注文をたくさん受ければ、自転車ほど数をこなさなくても高い報酬が期待できるんですね。
しかも雨の配達時にはシールド付きのヘルメット着用が意外に便利なのです。
これが自転車だとカッパ着用で自転車をこぐと熱が体内に溜まり、体中汗まみれになったり、顔も濡れやすくなり集中力が削がれやすいです。
しかしバイクにはそんな心配はありませんから、安定して仕事に取り組めます。
ただ、バイクは125ccを超える排気量になると面倒な手続きもありますし、小回りも利きにくくガソリン代も上がるためおすすめしません。
持っていない人は無理に買う必要はありませんが、もしデリバリー配達をバイクを考えているなら125cc以内をおすすめします。
また交通ルールが細かくなるのはデメリットです。
進入禁止や一方通行などで「自転車なら関係なく行けて、配達先はすぐそこなのに!」とバイクでの配達経験もある私は何度もそう感じました。
ガソリン代はある程度経費にできるとしても、注文が入らない時の待機場所にも気を使うことがあります。
近年は取り締まりが厳しくなっており、ちょっと車両から目を話した隙に駐禁で違反を取られたりするんですね。
短距離で数をこなすよりもバイクで中・長距離である程度注文を取りたい方には向いているでしょう。
車で配達
フードデリバリーで車を使うのはあまり一般的な配達手段ではありません。
フードデリバリーで車を使って配達するには、事業用ナンバーを取得した軽貨物車のみです。(黒のナンバープレートをつけた車)
それでも車の配達にもメリットはありますから、以下にご紹介しておきます。
- 天候、季節の影響をほぼ受けない
- アマゾンの宅配など、空き時間によってはフードデリバリー以外の仕事も掛け持ちできる
- ガソリン代・メンテナンス代が高いが、それも経費にできる
車の良いところは雨などでアプリやマップが確認しにくい自転車やバイクと比べ、確認しやすいところです。
距離の長い案件は当然注文を受けやすく、車の配達はバイク同様に単価は高めです。
しかし自転車やバイクと比べると残念ながらメリットが少なく、デメリットが目立ちます。
- 小回りが非常に利きにくい
- 車から少しでも離れると駐禁を取られやすく、そもそも停車する場所も気を遣う
- 経費で落とせると言っても、特にガソリン代の出費がバイクとはケタ違い
都市部から少し離れた地域なら車での配達もいいですが、そうすると注文を受けられる確率も相当下がります。
仮に中心地でデリバリーをして駐禁なんて取られようものなら、車だと1万円を越える違反金を取られるでしょう。
そうなると何のために副業デリバリーかわかりませんり。
そもそも車を用意して黒ナンバーを取得するのも面倒です。
運輸支局・軽自動車検査協会で手続きを行なわなければいけません。
ちなみに手続きをせずに、普通の車両のまは配達するのは違法行為になります。
最悪、逮捕されることもありますから、絶対にやめておきましょう。
正直なところ、別の(仕事)業務委託などで『たまたま黒ナンバーを取得してる人』が空き時間についでにデリバリーをやるくらいで丁度良いですね。
副業でフードデリバリーをして稼ぐ方法
その前に簡単にフードデリバリーを始める方法・手順をお伝えしておきます。
ここではウーバーイーツをおすすめしていますから、参考にされて下さい。
- 配達パートナー用のアカウントをダウンロード→登録する
- 利用する車両の情報など、必要書類を提出する
- 専用アプリ・Uber Driverをダウンロード→必要事項を入力。
- UberEats配達員用バッグをネット購入する
- UberDriverを起動させる→仕事開始
フードデリバリーの詳細については別記事でも取り上げていますから、ぜひご覧になってみて下さい。
雨の日はなるべく稼働する
雨の日は車両に関係なく、積極的に稼働した方がいいですね。
「雨だから今日はデリバリーにしよう」と多くの方が考えます。
そして配達員の中でも雨の日の稼働を嫌がる人は結構います。
実際に私も雨の日はデリバリーをやらない配達員をたくさん見てきましたし、その分注文件数も相当取れます。
もちろん月30〜40万円稼ぐ配達員は天候に関係なくやっていますよ。
しかしそれ以外の、本当に片手間でやっているような人は「今日は面倒だからもういいや」とアプリをオンにしないのです。
そして雨の日は料金も上乗せされます。
ウーバーイーツの場合『クエスト』と呼ばれる回数インセンティブが発生するのです。
例えば5件配ったらさらに500円報酬上乗せされるなどですね。
雨と言っても完全などしゃ降りじゃないとダメなわけではありません。
小雨でも、降ったりやんだりの天候でもクエストは発生しますから、雨予報の日は特に事前に確認しておきましょう。
デリバリー提携しているお店を把握しておく
注文が入った時、基本的にお店から一番近くにいる配達員に配達リクエストが来ます。
そのためウーバーイーツならどこのお店と提携しているか、もちろん全てを把握するのは難しいですが、ザッとでも確認しておいた方がいいです。
当然人気店もありますから「このお店はこの時間帯に注文が入りやすい」などある程度『傾向』が掴めるようになってきます。
お客さんが注文で使うアプリをダウンロードして確認すれば一目瞭然です。
そうして注文の多い店、時間帯の目星をつけたらその周辺で待機します。
注文が増えるライチタイムやディナータイムを狙うのはもちろんですが、配達リクエストを受けるために「どこに待機するか」「どのあたりを走るか」は重要です。
ある程度経験すると「またこのお店か」となることが多く、自分の中で配達リクエストが受けやすいマップが少しずつ出来上がってくるんですね。
提携しているお店の全てを覚える必要はありませんから、定期的に目を通しておきましょう。
地理をある程度覚えてしまう
「副業でここまでするの?」と思われたでしょうか。
もちろん正確な番地まで細かく覚えましょうと言っているのではありません。
まず配達リクエストを受けて商品を受け取りにお店に行きます。
そして受け取ると今度はGoogleマップにお届け先の住所が出てきます。
Googleマップを見ながら目的地へ向かうのが一般的ですが、もし地名と丁目まである程度頭に入っていれば、大幅に配達時間を短縮できます。
お届け先の住所を見て「このあたりか」と頭でイメージするのと、何も考えずGoogleマップに沿って向かうのとでは配達スピードにかなりの差が出ます。
確かに細かい番地などはGoogleマップで確認しなければなりません。
しかし〇〇何丁目まで頭の中でイメージできるようになれば、移動しながら次の配達リクエストが来たときや雨で足元が悪くても対応する余裕も生まれます。
当然最初から覚えるのは難しいでしょう。
まして副業であればなおのことです。
それでも1件1件こなしていくと同時に『どの地名に配達したのか』も意識してみて下さい。
慣れている郵便配達員、ネット通販のベテランドライバーさんは例外なく大まかな地理が頭に入っています。
注文が入った時のみ配達するフードデリバリーと違い、ネット通販のドライバーなどは毎日150〜200件配るため『地理感覚』が極めて重要になるんですね。
もし、この地理感覚をフードデリバリーでも発揮すれば配達自体も楽しくなってきますよ。
最初はハードルが高く感じるかもしれませんが、地理感覚を身に付けるのは立派なスキルです。
配達のたびに意識していけば必ず慣れてきますから、ぜひ試してみて下さい。
2つのフードデリバリーアプリを掛け持ちする
Uber Eatsだけでなく、他社のアプリにも登録して待機すればその分注文を受けられる可能性も上がります。
【Uber Eats】の注文がなかなか入らないならアプリをオフにして【出前館】のアプリをオンにする、もしくはその逆。
あるいはスマホ2台持ちして、どちらもアプリをオンにした状態のまま配達リクエストが入った方へ行くのが効率がいいです。
注意点としては配達リクエストを受けたら他社のアプリは配達を終えるまで一旦オフにしましょう。
配達中に他社のリクエストを受けてしまうと次の配達が遅れてしまい、配達時の評価を落とす原因にもなるからです。
併用するフードデリバリーは正直どこでも構いません。
ただ、しいて言うならUberEatsをメインとして出前館を併用すると良いでしょう。
UberEatsはブーストやクエストなどのインセンティブが充実しているのが魅力です。
しかし配達員が多く、競合しやすいため場合によってはなかなか配達リクエストを取れないことがあります。
そんな時、出前館のアプリに切り替えることで注文を取れる確率を上げていくんですね。
出前館もインセンティブはありますが一番の魅力は固定報酬制であり、1件あたりの配達単価が高いことです。
まとまった件数をこなせない時は単価の高い出前館を利用したり、逆に多めに配れる日はUberEatsに切り替えるのもいいでしょう。
最初からいきなり掛け持ちしてもいいですが、あくまで副業ですから最初は1つのデリバリーで慣れてから他社の登録をおすすめします。
フードデリバリー配達をする時の必需品
「車両とスマホがあればいいんでしょ?」と思われるかもしれませんが、それだけでは不十分です。
いくつかご紹介しますね。
レインウェア
いわゆる雨ガッパですね。
自転車、バイクの泣き所でもありますが、明らかな晴れ予報でも常に常備しておいた方がいいです。
特に近年は梅雨明けのゲリラ豪雨が目立ちます。
仮に通り雨でも短時間であっと言う間にびしょ濡れになることも珍しくありません。
一般的にレインウェアはフードタイプで頭を覆いますが、風で飛ばされないようガッチリ固定できるレインキャップが望ましいです。
それと夏場のレインウェアは着てるだけで結構暑いです。
バイクならともかく、自転車で配達するなら常に通気性、汗の吸水性の高い服装を心がけましょう。
水分補給もこまめにできたらなおいいです。
レインブーツ
これも車じゃなければ雨天必須です。
最近はワークマンでよく見かけますが、ハイカットのスニーカータイプのレインブーツが人気です。
雨で足元がグチャグチャになってしまうと、気を取られて配達にも少なからず影響がでます。
あるいは雨が降ったりやんだり、もしくは降るかどうか判断がつきにくい時は最初からレインブーツを履いておきましょう。
スマホ防水ケース
スマホは全てのフードデリバリーで利用しますから雨天の防水は必須です。
配達リクエスト、ルートの確認などスマホがないとフードデリバリーは成立しませんから必ず濡らさないように気をつけましょう。
スマホは耐水機能が付いている機種もありますが、あくまで耐水であり完全防水ではありません。
故障して操作できなくなったら配達どころではなく、まして配達中のスマホトラブルが一番大変です。
「今日は晴れだろう」と思っても天候は変わったりしますし、スマホを落としたりなどの破損も考えられます。
スマホケースを選ぶ際は完全防水に加えて、衝撃にある程度耐えられるタイプをおすすめします。
バッグカバー
Uber Eatsに限らずデリバリーバッグは基本的に完全防水ではありません。
いつでも取り出せるようバッグカバーは天候に関係なく常に携帯しておきましょう。
本来なら完全防水のデリバリーバッグを購入するのが一番ですが『完全』というのがなかなか難しいんですね。
ちょっとの雨なら撥水してくれますが、あまりに猛烈な雨だったりすると浸水する可能性があります。
そのためバッグカバーは安くて1000円前後で売っていますから、ぜひ用意しておきましょう。
副業でフードデリバリーはどれくらい稼げるか
- まず初心者は1時間あたり1〜2件の配達を目指しましょう。
- 慣れてきた中級者は1時間あたり2〜3件。
- ベテランの域に達した上級者なら1時間あたり4件以上。
数字だけ見るとピンと来ないかもしれませんが、上級者が1時間4件取るとなると15分に1件のぺースで配達を完了させることになります。
これはいかに短距離エリアで効率よく配達リクエストを取れるかにかかっています。
1時間4件以上、時給1500〜2000円相当の報酬を得られるようになれば、それは立派なスキルと呼んでもいいでしょう。
本業と変わらないくらい稼げるスキルがあれば、いざと言うときにあなたを助けてくれます。
他記事でもフードデリバリー配達員について取り上げていますから、ぜひご覧になってみて下さい。
まとめ
今回は副業としてフードデリバリーは配達員で稼ぐ方法をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
「フードデリバリーは競合も多く、飽和状態で稼げない」
こんな声も聞かれますが、工夫次第でまだまだ稼げます。
近年フードデリバリー配達員の無謀な運転が原因で事故が起こったり、中には高速道路を自転車で走行してしまったなんてニュースもありました。
月収30〜40万を超えるような高報酬を叩き出すドライバーさんは、意外にそこまで急いで運転しているわけではありません。
むしろ安全運転ですしバタバタしているわけでもないのに、どんどん件数をこなしていくのです。
それは徹底的に無駄をなくし、常に効率的に動けているからです。
最初は張り切って「さぁ配るぞ!」と意気込んでしまいがちですが、大前提として安全運転が基本です。
本記事が少しでも参考になり、配達員として稼げれば幸いです。
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