こんにちは。はじまりです。
皆さんは【note】をご存知でしょうか?
情報発信のツールとしては、ツイッター、Facebook、インスタグラムなど多数ありますが、その中でも様々な機能を兼ね備えているプラットフォームです。
noteは、クリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。だれもが創作を楽しんで続けられるよう、安心できる雰囲気や、多様性を大切にしています。
引用元https://note.com/info/n/nea1b96233fbf
↑noteの公式ページから抜粋しましたが、もう少し噛み砕いて言うと「自分はこんな特殊な経験がある!」「この分野の知識なら人より詳しい」「ちょっと変わった視点から物事を見ている」など自分の体験談や知識を発信するツールです。
文章だけでなく、イラスト、写真、、音声、映像なども駆使して、なおかつSNSのように無料で情報発信できるサービスです。
個人的には『はてなブログ』や『アメブロ』に近いものと思って頂いていいです。(異論反論はあるかもしれませんが)
読者に共感や興味を持ってもらえるとSNS同様にフォローしてもらえたり、読者とプラットフォーム上で交流することもできます。
noteの最大の特徴は、自分の記事そのものを有料にして売ることができる点です。
このようにnoteは自分の経験や考えをお金に替えられるため、副業としておすすめしています。
「自分の書いた文章なんて売れるの?」と思われる人も多いでしょう。
世界中で誰も知り得ない、とっておきのお宝情報を発信しよう!と言っているのではありません(笑)
お手軽に稼げるわけではありませんが、それはどの副業も同じです。このあと解説していきますね。
noteとはどういったものか詳しく解説します
いきなりnoteを書き始める前に、まずnoteがどういったものかある程度理解しておきましょう。
- noteとは基本的にアメブロ、はてなブログなどの無料ブログとほぼ同じものと考えて構いません。
- ツイッターのような文字数の制限もないため、自由に書くことができます。
- ブログのSEOなどを意識せず、様々なジャンルを幅広い視点から自由に発信している。
noteで投稿できるのはこの5つです。
・テキストの投稿
・画像の投稿
・つぶやきの投稿
・音声の投稿
・動画の投稿
1つずつ説明していきますね。
【テキストの投稿】
これはブログなどと同じように記事を作成してアップするものです。簡単な文字の装飾もできます
【画像の投稿】
これもブログのアイキャッチ画像などと同じく、その記事のイメージ画像のように投稿できます。自分で撮った写真や加工した画像、フリー画像などもアップできます。
【つぶやきの投稿】
これはnoteの中に、ツイッターみたいに140字以内で発信できる機能がついていると思えばいいです。記事にするほどのボリュームでなければ簡単な発信もできて、フォロワーと交流したりもできます。テキストと同じく画像の投稿も可能です。
【音声の投稿】
これは記事を「声」にして配信するものです。おしゃべりが投稿になるので、書くことより話すほうが得意な人におすすめです。
とは言え無条件に何でも投稿できるわけではなく、アップロードできる音声ファイルは『MP3』または『AAC』となっており、容量も『最大100MB』までとなっています。
【動画の投稿】
文章や声でもなく、映像で発信できる機能です。YouTubeやVimeoなどと連携しなければいけませんが、まだまだテキストの方が主流のため、映像での発信はインパクトを残しやすいです。
noteの始め方と投稿方法
noteを始めるのは簡単です。あくまで無料のプラットフォームですから、有料のワードプレスブログと比べると敷居は低いです。(とは言えワードプレスも少額ですが)
ツイッターやFacebookなどと同じく、最初は気楽に、気長に取り組んでみましょう。
始め方
スマートフォンで始める方法をご説明します。
- まずはnoteのアプリを『ダウンロード』する。
- アプリを開いたら『アカウント』をタップする。
- 『新規登録』をタップする。
- 『noteID』『メールアドレス』『パスワード』を設定する。
- 『登録』をタップ→『閉じる』もタップする。
これで登録完了です。
さっそく記事を書いてもいいですが、その前に他の人はどんなコンテンツを発信しているのか?適当にピックアップして何記事か読んでおくのもおすすめします。
「noteってこんな感じなんだ」と、雰囲気も感じ取れますし、記事の作り方の参考になることもあるはずです。
投稿方法
投稿方法には5種類あることは先ほどお伝えした通りですが、よほど特定の発信にこだわらなければ最初はテキストで普通に書くのがいいです。
正直、書く内容はなんだって構いません。SEO(検索エンジン)なども気にすることなく自由に書いてみましょう。
自分の趣味、得意分野、好きなもの、あるいは日々の何気ない日常から感じることをエッセイ風に書いたりもいいでしょう。
中には自分の生い立ちから現在に至るまでの「自分史」を事細かに分析して投稿している記事も見かけましたね。
タイトルやハッシュタグを付けたり、装飾の機能なども、記事を作りながら覚えて行くのがいいですね。
これはnoteに限った話ではないですが、有料記事から収益を得るつもりであれば、ある程度のコンテンツ量は必要です。
例え有料記事であっても、読者はその記事だけを読んでいるわけではありません。その他の無料記事の内容やプロフィールなど、その人の「人となり」なども含めて、購入するかどうかの判断材料にしています。
収益をあげる仕組みとは?
まずnoteで実際に何を売るのか、知っておきましょう。
○ 有料記事
○ 有料マガジン
○ 定期購読マガジン
○ 投げ銭
↑この4つが主な収入源になります。1つずつ説明していきますね。
代表的な収入源は【有料記事】
記事を作り有料noteを選択して価格を設定します。
これは画面を見て直感的にすぐわかるように設定してくれているので、すぐできると思います。
1記事を全部有料にするのではなく無料で読み進めていき「ここから先は有料ですよ」と有料エリアを設定するんですね。
いわば記事の核心となる部分です。
そして料金設定ですが、100円〜10000円までの範囲で自分で自由に決められます。
先ほど「記事の内容は何でもいい」と言いましたが、記事そのものを売ろうとすれば、やはり売れやすいジャンルというのは存在します。何種類か例を挙げてみます。
- 売れるブログの作り方
- 恋愛・結婚を成功させる方法
- 投資で手堅く稼ぐ方法
- 資格を効率的に取得するコツ
- YouTubeの作り方、収益化
- 自己啓発
- 英会話など語学の習得法
- SNSを使った集客の仕方
- 独自のダイエット法
- おすすめの副業を紹介する
- ウーバーイーツで月30万稼ぐノウハウ
- 短期間で効率よく体を鍛える方法
上記に挙げたジャンルでなくても、人と違った視点から解釈したり考察していると読者から興味を持たれやすいです。
逆に売れにくいのは日々の日記や、何かの感想みたいな内容です。よほどの有名人か、note界隈で影響力のあるインフルエンサーみたいな人でないと、継続的な売上は厳しいでしょう。
そして、仮に記事が売れても、全額が懐に入るわけではありません。
やはりnoteというプラットフォームを借りて売買しているわけですから、あらかじめ手数料は引かれた状態で振り込まれます。
メルカリやラクマなどのフリマアプリでも売上から手数料が数%引かれるように、noteも例外ではありません。手数料などの一覧も載せておきます。⬇
決済手数料 クレジットカード:5%
携帯キャリア決済:15%
note利用料: 10%
振込手数料 :270円(税込)
有料記事を作るときに参考にするなら、実際に有料記事を売っているクリエイターさんのnoteを見てみることですね。
無料記事から始まり、核心部分になると【この続きを見るには】と、そこから価格も提示されて有料記事となります。
まとめて購入してもらうには【有料マガジン】
noteの【有料マガジン】とは、複数の無料記事や有料記事をセットにして販売する仕組みです。
購入すれば無料・有料に関わらず含まれている全ての記事を閲覧可能になります。
この有料マガジンの良いところは無料、有料に関わらず記事をまとめて読者さんに読んでもらえる点です。その結果、認知度も上がりフォローなどもしてもらえればファンも増えてきます。
デメリットとしては『有料マガジンで設定した額』のみが収益となり、残念ながら個別の有料記事分の代金は上乗せされません。
毎月お金を頂いて読んでもらうには【定期購読マガジン】
定期購読マガジンとは、月額課金の形式で購読月に追加された記事を全て読める方式です。雑誌などを毎月定期購読しているような感じですね。
これは毎月の固定収入になりますから、販売する側としてはありがたいですし、ちょっとした雑誌記者にでもなった気分でしょう。
ただ、定期購読してもらえるほどのコンテンツやライティング力を備えている人はそうそういません。副業レベルで初心者が定期購読を目指すのは厳しいです。
そして定期購読マガジンに関しては、noteプレミアムへの登録と運営事務局による審査が必要となり、初心者でなくともハードルは高めです。
クリエイターを支援してくれる【投げ銭】
「投げ銭」というワード自体聞き慣れないかと思いますが、簡単に言うと【応援したいクリエイターさんにお金を寄付して援助すること】です。
投げ銭は、正式には「クリエーターサポート機能」と言います。
公開した記事の最後にある「気に入ったらサポート」という緑色のボタンをから支援ができます。
送金できる金額は4種類設定されています。
○ 100円
○ 500円
○ 1,000円
○ 1001円〜1万円(上限)
当然支援してもらえればコンテンツ作成にも熱が入りますし、影響力のある人ほどこういった支援を受けやすいです。
しかしこれも先ほどの定期購読マガジンと同様、よほどのコンテンツやライティング力がないと厳しいです。
時間はかかりますが、地道に無料記事を書き溜めていき、読者にとって価値のあるコンテンツを提供し続ければ支援される可能性は充分にあります。
集客の仕方
これまでnoteの有料コンテンツの仕組みについてお伝えしてきましたが、では実際にどうやって記事を売っていくのか?ご説明します。
noteの会員数はおよそ380万人(2021年3月時点)に達しており、多種多様のコンテンツが毎日のように世に出ています。
副業としてnoteをおすすめしていますが、これまでお読みになってお分かりのように、中長期的に取り組んで行くビジネスと思って頂いていいです。
ツイッターを利用してnoteを宣伝する
残念ながら有料noteを作成しても、そのままnoteから収益を上げるのは難しいです。
記事の中身は当然大事ですが、その前にまず読んでもらえる状況にしなければ記事を売ることができません。
まれにnote運営側がピックアップして宣伝してくれる時がありますが、明らかな運任せで不確定すぎるので集客を期待するのは難しいです。
そこで必須となるのがTwitterの運用です。
noteのアカウントを作成するとき、実はツイッターと連結させる機能があるんですね。
noteとツイッターを連結させることで、例えばツイッターで自分の記事を誰かがシェアしたとき、感想やメンションに気付きやすくなります。(※メンションとは「話題に上がる、特定の誰かを取り上げる」という意味です)
ツイッターは拡散力が高いのが何よりのメリットです。知名度のない一般人であっても、無料コンテンツを溜めていき、内容が評価されれば拡散してもらえますし、フォロワーを増やすこともできます。
noteで記事を作成するたびにツイッターでツイートし、また自分と同ジャンルの内容のツイートをフォローするなどして、ひたすら拡散に努めていきましょう。
他にブログ、インスタグラム、Facebookなどもやっているのであれば、そちらでも宣伝していいのでしょうが、初めてSNSをやる人はnote×ツイッターの組み合わせでいいと思います。
つまりnoteでコンテンツを作成しながら、同時にツイッターで集客すると考えればいいですね。
SEOで集客する
このあとのnoteのメリット・デメリットでもお話しますが、どのジャンルであっても、note記事がGoogleで上位表示されているのをよく見かけます。
noteはいわゆるドメインパワーが強いんですね。その代表的な理由は「広告を使わないから」だそうです。
広告を使うことで表示速度に影響があり、SEOにも影響がある…とのことですが、個人的には正直Googleを使っていて表示速度を意識したことはありません。
簡単に言うと、ドメインパワーとはサイト全体が検索エンジンからどれほど評価されているのかを表すものです。
このドメインパワーが強ければ強いほどgoogleなどの検索結果で上位表示されやすくなります。
note自体がそのドメインパワーが強いため、ある程度しっかり記事を書けると、googleの検索で上位表示される可能性が高いということです。
当然ですが、検索の上位に表示されればされるほどユーザーの目に付きやすくなりますし、そこからファンになってもらえる可能性も拡がります。
もちろんSEOにこだわり過ぎるあまり、書くことがストレスになったりコンテンツが窮屈になってもいけません。
ですが上位表示を取れると集客が目に見えて変わってきますし、上位をキープすればするほど成果を実感できると思います。
noteを始めたての時期ならともかく、慣れてきたらたまにSEOを意識して書いてみるのもおすすめします。
noteのメリット・デメリット
noteに限らず、どんな媒体で発信するにしても一長一短があります。
人によってはあまり考え過ぎずに、勢いよく一気に始めちゃった方がいい場合もありますが、基本的にはメリットとデメリットをある程度理解して始められることをおすすめします。
メリット
- note(ツイッターも含めて)無料ですぐに始められる。
- 有料記事の販売、有料マガジン、定期購読マガジン、投げ銭などのキャッシュポイントが明確。
- 装飾機能がシンプルのため、より記事の作成に集中できる。
- SEOを意識すれば検索上位を取れることもある
noteの装飾機能に関しては、正直メリットにもデメリットにもなりえます。装飾機能がシンプルな分、純粋に「書くこと」に集中できますが、逆にワードプレスやはてなブログなどの装飾と比べると物足りないと感じる人もいるでしょう。
そしてnoteは割とSEOに強いです。何でもいいので検索してみると、意外に上位付近にnote記事を見かけたりします。
もちろんブログ並みにSEO対策する必要はありませんが、上位表示されるにこしたことはありません。
デメリット
- プラットフォームを使っているため、noteの運営側の都合で規約が変わる可能性がある。
- グーグルアドセンスやASPなどの広告は基本的に貼れない。
- 文章そのものを販売するため、ある程度のコンテンツやライティング力などがないと厳しい。
先ほどの繰り返しになりますが、やはりワードプレスと違って装飾などのカスタマイズは不十分と言わざるをえません。
これも人それぞれだと思います。文章に集中したい人、記事を装飾も含めトータルで見せたい人、どんなnoteを発信していきたいか方向性は決めておいた方がいいです。
そしてプラットフォームで販売する以上は規約があるため、今のルールで永遠に収益を得られる保証はありません。
まとめ
今回は副業でnoteを考えている人向けにお伝えしてきました。確かに人気記事が作れれば不労所得も夢ではありませんが、基本的に即金性の高いビジネスではありません。
確かにSNSを駆使して集客することで、ブログより初報酬のスピードは早いと思います。
しかし自分が作成した情報そのものを売るわけですから、ユーザーに購入するだけの価値があると判断されなければ売れません。
発信したいコンテンツがあり、その結果お金も稼げたら…と考えている人が一番成果を出せる可能性が高いです。
◎ noteは無料で今すぐ始められる
◎ 無料記事を発信し続けて、少しずつ有料記事も作成して収益化していく。
◎ ツイッターを利用してnote記事をひたすら拡散、集客に務める。
◎ 記事そのものを販売する有料記事は質の高さにこだわる。
まとめると意外にシンプルな作業だも感じてもらえるはずですし、何より大事なのは「とにかく書くこと」です。
最初から読者の興味を引ける抜群のライティング力を持つ人なんてそうそういません。
「書くこと」に慣れておけば、今後もしブログやSNSで発信する時にも生きてきます、。
いきなり有料のワードプレスを初めてもいいですが、無料で始められて、シンプルに書くことに集中できるnoteを使わない手はありません。
ネットやスマートフォンが全盛の今だからそこ「書く副業」も副業の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
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