こんにちは。はじまりです。
「副業したいけどお金に余裕がない…。」そんな方も多いのではないでしょうか。
今回は副業を始めるにあたって、その費用をどうやって作り出せばいいのか。実際にかかる費用もお伝えしていきます。
お金が必要なら休日や就業後にダブルワーク(アルバイトや派遣)をすればいいのでは?と思われるでしょう。
でも期間を決めて短期集中で稼ぐならいいですが、これが長期間のダブルワークだと体も気持ちも負担がどんどん積み上がっていきます。
時間も体力もあり、ひたすらダブルワークしてお金を稼げればいい方はそれでもいいでしょう。実際にそういった働き方が好きな人、向いている人もいます。
ただ、これがネットビジネスや資産運用だと「初期費用」「維持費用」「投資費用」など、副業すること自体にお金が必要な副業もあります。
ダブルワークだけで稼ぐのも否定しませんが、もっと時間も労力も抑えて効率よく資金調達する方法をお伝えします。
副業によってかかる費用を知っておこう
その前にネットビジネス、資産運用、その他でどれくらいの費用が必要となってくるのかご紹介していきます。
『どれくらいお金が必要か』を知ることである程度のゴールが見えて、モチベーションも保ちやすいのではないでしょうか。
資産運用はどれくらいの資金が必要か
資産運用は説明するまでもないかもしれませんが、お金が余れば余るほどいいです。
「お金が余る」というのは仮に損失を出して全額なくなっても家計に問題ないお金、という意味です。
とは言え、それではどこまで貯めればいいのか漠然としてゴールが見えないので、資産運用における【それなりの基準】をお伝えします。
資産運用はどの商品にも最低購入価格が決められており『最低これだけは準備しなけれはならない資金』はあります。
資産運用の代表例として必要な資金は以下の通りです。
- 国内株式なら10万円程度(約1,000円×100株)が相場
- 債券投資は国債なら1万円、社債なら50万円以上必要
- 投資信託なら100円あれば始められる
- FXは証券会社によって幅が広く、100円から始められるものもあれば、最低50000円必要な場合もある
一口に資産運用と言っても幅がありますが、やはりこれも注ぎ込める資金があればあるほどいいです。
インターネット副業はどのくらいの資金が必要か
はっきり言ってネット副業は始めるだけならほとんどの場合、大きな費用はかかりません。
それどころか無料で始められるものもあります。
【無料で始められるネット副業】
- ブログ(はてなブログなど)
- noteによる情報販売
- You Tube配信
- プログラミング
- フリマ、ネットオークション
細かく言えばYou Tube配信は機材(カメラ、マイク、照明器具、三脚)など、本格的に揃えようと思えば費用はそこそこかかりますが、スマートフォンやPCのみで動画配信している人は大勢います。
フリマやネットオークションも梱包代、発送代も必要ですが「売上がすごすぎて1人じゃ作業が追いつかない!」くらいのレベルの人が多少気にすればいい問題です。
【有料で始めるネット副業】
- ブログ(ワードプレス)
正直、数あるネットビジネスの中で有料じゃないと始められないのはワードプレス(有料のブログ)だけじゃないかと思います。
かかる費用はサーバー、ドメイン代含めても年間1万〜15000円ほどです。
その程度なら1〜2日くらい単発アルバイトすれば用意できるよ!って人も多いでしょう。
インターネットビジネスの多くは初期費用の問題よりも、始めたあとですね。
ネットビジネスに限った話ではありませんが、勉強でもスポーツでも誰に教わるかによって大きく違いが出てきます。
実際に独学や自己流でうまくいく人もいますが、ほとんどの人が最初は書籍や情報商材を買ったり、あるいはセミナー、スクール、コンサルなどを受けたりします。
例えばブログ運営をやるならコンサルを受けたり、あるいはプログラミングならスクールに通って1から教えてもらったりですね。
インターネット副業は、ただ始めるだけなら大してお金がかからないのは前述した通りですが『学び、スキルを身に付けていく過程』でお金を使います。
やはり独学で一定の成果を出せる人は少なく、結果的にスキル習得のために投資していくパターンが多いです。
費用について説明が長くなりましたが、ではその費用をどうやって用意するか次からお話していきます。
実際に費用を作り出すには固定費から削減しましょう
冒頭でもお伝えしたようにダブルワークして稼ぐのが手っ取り早いと感じるかもしれませんが、時間も労力も取られるため効率的ではありません。
まず優先させるべきは収入を増やすより、支出を減らすことです。
「結局節約か…」と思われるかもしれませんが、副業に限らずお金を作り出そうと思ったら、徹底的に自分のお金の流れを見直す必要があります。
支出を減らす際によく言われることですが、やはり毎月必ず出ていく固定のお金にメスを入れるのが一番です。
なぜなら最初に固定費を削っておけば、翌月以降は何もしなくても削減している状態が続くから。
お金のやりくりが苦手な人、ズボラな人もまず取り組むべきです。
住居費を削る
【賃貸の人向け】
まずは家賃の削減です。「副業するためそこまでしないといけないの?」と思われるかもしれません。
副業はお金の流れや経済感覚をしっかりと意識できる貴重な機会でもあります。
これは人それぞれ価値感の問題にもなりますから一概に言えませんが、よほどの高収入を何年も継続している人でもない限り、個人的には家賃に極力お金をかけないことをおすすめします。
独身の人はもちろん、家庭をお持ちの方であっても引っ越しして家賃を月1万円でも下げてみて下さい。
そうすると年間12万円もの節約です。その前に引っ越し費用、初期費用がありますが、家賃を下げれば下げるほど短期間で元は取れます。
引っ越しの際の初期費用も削ろうと思えば削れます。
敷金礼金はもちろん仲介手数料、消毒費用なども不動産会社だけでなく管理会社と直接コンタクトを取ってみて、値下げ交渉するのもいいです。
「値下げ交渉なんかしても無駄なんじゃないか」と思われるかもしれませんが、どうしてもここに住みたい!とアピールすることで相手が折れてくれるパターンもあります。
引っ越しが難しければ大家さんと家賃交渉してもいいでしょう。値下げを断られても、交渉すること自体にペナルティがあるわけじゃありません。
「家賃がきついから引っ越しも考えてる」など、大家さんに柔らかめに伝えてみるのもいいです。決して脅すような言い方はいけませんが(笑)
【持ち家の方向け】
持ち家の方で住居費を削るのは難しいです。
なので見るべきは月々の支払い額ではなく、自分の家の中身です。
家を購入している人は家の中のご自身の不用品、いや不用品と思えないものでも徹底的に断捨離してみて下さい。
ちなみに「断捨離」がわからない、聞いたことない人にご説明します。
ウィキペディアを見てみると【不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想】
簡単に言うとこんな感じです。物を減らし、生活をシンプルにするほどお金がかからなくなります。
倉庫かと思うくらい物であふれている家をたまに見かけますが、それは倉庫にお金を払っているのと同じです。
ご家族がいる方はご自身の物だけでも売ったり処分してみて下さい。
売れた不用品の収益だけを見るのではなく、大事なのはその後の支出です。
物を減らせば減らすほど本当に必要な出費が見えてきます。
通信費を削る
これも今使っているスマートフォンが大手キャリアなら格安SIMに替える。
この1択ですね。
大手キャリアが7000円〜10000円なのに対し、格安SIMは2000円〜3000円がほとんどです。
最大で月8000円節約できると、年間96000円ものお金が浮きます。
大手キャリアだけが見れるお宝情報!などがあれば話は別ですが、大手キャリアでも格安SIMでもスマートフォンで見れる情報に変わりはありません。
大手キャリアは店舗があるし、あまりスマホに詳しくない人、初期設定やトラブルがあった時など安心と言う方もいるでしょう。
最近はYモバイル、UQモバイルや楽天モバイルなど店舗のある格安SIMもありますし、何かあっても慌てることはありません。
繰り返しになりますが『見ている情報が同じなら安い方を選ぶ』が鉄則です。
交通費を削る
これは住んでいる地域によって状況が異なるため難しい問題ですが、極力削りたいカテゴリーです。
まず車が本当に必要な状況なのか、もう一度見直してみること
カーシェアリングやレンタカーでも特に問題ないかも…なんて人は検討してみる価値ありです。
そして電車やバスなど公共機関を使った場合の出費と、車の出費を1年分比較してみて下さい。車がいかに維持費をはじめ出費が多いか驚くはずです。
車は税金から保険料、メンテナンス代、ガソリン代、駐車場代さらには年によっては車検まで控えています。
車種や使用頻度にもよりますが、年間30〜50万円もの出費が平均的です。
ちなみに車がないと厳しい過疎地に住んでいる方、小さいお子さんがいる家庭などはマイカーでいいと思います。
ただ、そんな状況の人であっても取り組める経費削減はあります!
普通車であれば軽自動車へ変更するのも大幅に出費を減らせますし、あるいは夫婦で1台ずつ車を所有している方も見直しの余地ありです。
たとえばご主人が〈通勤のみ〉でしか車を使わないのであればバイクに変更するのもおすすめです。
特に原付や小型二輪などは維持費用も格段に安く、それでも車が1台必要であればファミリーバイク特約といって車の任意保険に付帯させることができます。
そして、究極の交通費節約は【自転車】です。
これも個人の状況によって異なりますが、最近は自転車に乗り換える人も増えています。
クロスバイクなど街中を走っている姿も見かけるでしょう。大した出費もない上に健康的です。
自転車移動によって極端に時間や体力を浪費しすぎても問題ですから、これも無理のない範囲でトライしてみることをおすすめします。
保険費を削る
保険も本当に必要なのか検討の余地があります。
一番良くないのが、人に勧められて何となく保険に入っているパターンです。
独身の方は保険はよほど特殊なケースでもない限り必要ないでしょう。
たとえ扶養する家族がいてもどこまで本当に必要なのか?今の年齢など毎年こまめにチェックした方がいいです。
保険は特にデリケートな分野なので、あれこれ削りましょうとは言えません。
ですが、もし『長年何となく保険に入りっ放し』だったり『保険の細かい内容を把握してない』みたいな人は今一度保険の内容を見直して見て下さい。
保険の相談窓口なども積極的に活用してみるのもいいですね。
もう一歩踏み込んで節約するなら流動費も削減する
さて、わかりやすい固定費を削減したあとは【流動費】です。
流動費は読んで字のごとく、どれだけ削減できるかその時々で変わります。
ストレスになり過ぎないように気をつけながら、あまり大きくお金を浮かそうとしないのがコツです。
小銭を貯めるような感覚で取り組むのが長続きします。
食費を削る
食費を削るのは抵抗があるかもしれませんが、これもお金のみならず、自炊したり食べ物を変えることで健康まで手に入れられます。
特に食費に関しては、お金を浮かすだけでなくダイエットや中年太り防止など、もう1つ目標があったほうがモチベーションも保ちやすいはずです。
自炊することも大事ですが、お酒やタバコ、スイーツなど嗜好品にお金を使いすぎていないかチェックをおすすめします。
そして食事で一番やってはいけないのが、コンビニで買うこと。
ついお手軽にコンビニを利用しがちですが、同じものを買うのにわざわざ価格の高いものを選んでいては資金調達は遠のいてしまいます。
電気代を削る
2016年4月から『電力自由化』のもと、電気会社や料金を自由に選べるようになったのはご存知の方も多いでしょう。
以前は、北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、四国電力、中国電力、九州電力、沖縄電力といった政府の認可を受けた電力会社のみが運営していましたが、その規制を緩和して、電力会社や電気料金など選べるようになったんです。
どこかの店舗に出向いたり電話などする必要もなく、インターネットでササッと変更できるのも大きいです。
ちなみにただネット上で変更しただけで、基本的に何も変わりません。私が知る限りでは新たな料金が発生したりするわけでもないですし、ただ純粋に電気料金が安くなったとしか感じてないですね。
例えば私な今、楽天でんきを使っていますが、特に節電など何もしていないのに、変更後は年間1〜2万円ほど使用料金を下げられました。
電気料金もある意味『固定費』と呼んでもいいかもしれませんが、月やシーズンによって電気料金も変動するため流動費としています。
一番重要なのは余らせたお金を先取り貯金すること
ここまで固定費、流動費とひたすら削る方法をご紹介してきましたが「そんなのわかってるよ」と思われてる方もいるでしょう。
一番大事なのはこの後です。
お金を節約できたことに満足してしまい、どれだけお金を余らせることができたのか?余ったお金をどうしたのか?そこまで行き着かないパターンもよく見かけます。
面倒に感じるかもしれませんが、節約前と比べて毎月どれだけお金を余らせたのか、きちんと把握していないといけません。
なぜなら節約できても、お金に余裕ができたことに安心してしまい、何となく他のことにお金を使ってしまっては意味がないからです。
私も経験がありますが、お金に余裕があると気が緩んでおいしいものを食べたり欲しいものを買ってしまったり…。
それ自体は悪いことではありませんが、どれだけお金を節約して何に使っているのか『お金の流れ』を意識しておくことが何より重要なのです。
おすすめしたいのが、余らせたお金をプールする口座を1つ用意しておくこと。
毎月節約して、余ったお金はどんどん口座に入金していきます。
確実に効果を実感できますし、達成感もあります。「意外と悪くないかも」と思えればしめたものです。
まとめ
○ まずは住居費、通信費、交通費、保険費などの固定費を削る
○ 余裕があれば食費、電気代などの流動費も削る
○ 毎月節約した分のお金を把握して、すぐに口座に入金する
いかがでしょうか?コツコツした地味なやり方に感じた人もいるかもしれません。
人間つい何か一発逆転を狙える方法がないか考えがちですが、それはあくまで運や流れの中で「そんなことがあれば儲けもの」くらいに考えておきましょう。
節約に限った話ではないですが、まずは王道を進んでみるのが一番です。
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