動画編集の初心者が副業で始める方法を徹底解説

こんにちは。はじまりです。

「副業で動画編集をやってみたい」

「でも初心者には難しそう…」

「動画編集ってどれくらいの期間をかけてどのくらい稼げるの?」

などとお悩みの人に向けに書いています。

世の中には様々な副業で溢れていますが、その中でも【動画編集】は初心者であっても割と短期間で稼ぎやすいです。

加えて在宅副業が可能なため、需要がものすごい勢いで伸びているのも見逃せません。

「私にもできるかな…」と不安な初心者のために、副業での動画編集の始め方、やり方を解説していきます。

早い人なら取り組み始めて数ヶ月後で月5〜10万円程度を稼ぐことも可能ですよ。

ぜひ読み進めて頂ければと思います。

副業での動画編集は初心者でも可能

動画編集とはその名の通り動画を編集するお仕事ですが、細かく言うと撮影した動画をパソコン上で、繋ぎ合わせたり、カットしたりと加工し、編集して1本の動画にすることです。

動画編集と言えばYouTubeを真っ先にイメージされる人も多いかと思いますが、その他にも企業のPR動画、ウエディングムービーなど、動画編集の需要は高く仕事も多くあります。

動画編集は初心者でも十分にやれますし、実際にコツコツ取り組んで、副業として安定的に月5〜10万円を稼ぐ人は多いです。

スキル的な問題よりも、とにかく今は動画編集の需要が伸び続けています。

一番の要因としては、スマートフォンでの動画利用が右肩上がりに伸びているため、需要に対して動画編集者の数が足りていないのが現状です。

そのため後発組として今から参入しても、動画編集スキルをある程度学べば問題ありません。

副業における動画編集の収入相場

副業として動画編集に取り組む上で単価の相場は以下の通りです。

【動画編集の副業の案件相場】

  • 1案件5,000円程度が相場
  • 5分以内の短い動画だと3,000円程度、10分動画だと10,000円以上も
  • クラウドソーシングからの受注だと、初心者の場合、単価が低めに設定されていることがある

 

上記に加えて、例えばYoutube動画であれば、サムネイル作成など、様々なオプションで単価が上乗せされたりします。

最初は1本編集するのに半日〜1日以上費やしたりで、効率が悪く感じるかもしれません。

しかし慣れてくれば短時間で編集できるようになりますし、案件を次々とこなしていけば単価アップも見込めて、月5〜10万円くらいは副業で得られるようになります。

当然最初は動画編集に慣れていないので、1本編集するのに半日以上要するのもザラですが、数をこなすことで短時間で編集できるようになりますよ。

そうなってくると時給換算で2000円を超えることも珍しくありません。

このように、動画編集の副業単価はスキルの向上で1本の編集時間を減らすことで、結果的に時給アップして、同時に経験を積むことで単価も上がります。

副業で動画編集に取り組むための習得スキル

当然ながら完全未経験のままではクライアントの要望に応えられませんし、仕事自体まず獲れません。

そのため「これだけは」と言える最低限のスキルは身に付けておく必要があります。

まずは動画編集の基本ともいえるカット、つなぎ合わせ、BGMやテロップの挿入、簡単なエフェクトの適用を覚えることから始めましょう。

各項目ごとにご説明していきます。

カット編集

動画編集の基本は【カット編集】とよばれる、ひとつの動画クリップを分割して必要部分だけ利用したり、前後の不要な部分を削除したりする作業です。

動画制作では、カメラで撮影した映像をそのまま使うことはめったにありません。

そこでカット編集を入れることが一般的であり、撮影映像の中で必要なシーンのみを自然につなぎ合わせる編集テクニックが求められるのです。

動画の編集作業では、撮影した録画データをあらかじめ決めてある予定の再生時間に合わせて調整しますから、使用するシーンさえ決定すれば、あとはシーンをカットしてつなぎ合わせるだけで作業が済みます。

BGMとテロップの挿入

動画編集と聞いてすぐイメージに浮かぶのが、この【BGMとテロップの挿入】ではないでしょうか。

  • BGMの挿入は動画内で流れる音楽、効果音、バックミュージックのようなもの
  • テロップの挿入は画面上に文字を映し出すことで音が無くても視覚だけで理解できたり、より強調したいシーンの時なども使います

特にテレビではテロップを随所に使うパターンは定番となっており、これがあるのとないのでは大きな違いがあります。

洋画を視聴するとき、あえて字幕付きを選ぶのも視覚から理解したい心理も働いているのかもしれません。

動画エフェクトの適用

【動画エフェクト】は、特殊効果を撮影素材に追加することです。

タイトル・シーンの切り替え・音声・映像などに使用され、動画に動きを付けてくれることで、クオリティアップに繋がります。

視聴側は意識していないかもしれませんが、エフェクト1つで動画のクオリティは格段に上がり、視聴者にもインパクトを残しやすくなり動画編集には欠かせない要素です。

ただ、エフェクトに関してはパソコンのスペックに大きく左右されますから、人によってはある程度のハイスペックのパソコンを購入する必要があるかもしれません。

使用する動画編集ソフト

動画編集スキルに加えて、動画編集ソフトも必須です。

ここでは最も使用されているメジャーなソフトだけをご紹介します。

Adobe Premier Pro(アドビプレミアプロ)

↑こちらが最もスタンダードな動画編集ソフトなので、こちらを選んでおけば間違いないでしょう。

操作が複雑で、中・上級者向けと言えますが、そのぶん細かい作業も対応できてハイクオリティの編集が可能です。

そして最も大きな理由が、Adobe Premier Proは動画編集の通信講座やスクールでも取り扱っているからです。

最初は独学で始めても、仮に後々になって講座やスクールで学びたいと思った時にスムーズに学ぶためにも重要です。

注意点としてはAdobe Premier Proの使用は月額制のサブスクリプションとなっている点です。

とはいえいきなり有料ではなく、無料版で1週間のお試し体験ができますから、まずは無料版で体験した上で判断してもよいでしょう。

動画編集の副業が向いている人

動画編集がどんなものかイメージできたでしょうか?

では実際に動画編集が向いている人はどんな人たちなのか、ご説明していきます。

根気強く取り組める人

どの副業にも言えることですが、初心者のうちはなかなか理解も作業も進みません。

特に動画編集は非常に地道な作業ばかりであり、お世辞にも華やかと言えるものではありません。

膨大な量のカット作業やテロップ、BGM挿入など単純作業をひたすら継続することが重要であり、作業に慣れることでモチベーションが上がるのか、もしくは苦痛と感じるかで動画編集を副業として続けていけるかの分かれ道になります。

さらに動画編集には動画の細部まで気を配る必要があるため、クオリティよりもスピードを重視する人は向かないかもしれません。

納期を守れて報告や確認がきちんとできる人

これも動画編集に限りませんが、案件を受注したら納期を守るのは絶対です。

そして何か疑問や確認事項などあれば自分だけで解決してしまわず、きちんとクライアントとコミュニケーションを取れることも大事です。

仮に納期通りに作業を終えても、クライアントからの修正の要望が入る可能性もありますから、なるべく余裕を持って作業を完了させておきましょう。

普段からクリエイティブな映像を観る習慣のある人

動画編集にはスキルだけでなく感性やセンスも必要になりますから、普段から様々な映像を鑑賞している人は動画編集に向いています。

と言うのも動画の鑑賞経験が乏しく、自分の感性だけでオリジナリティを出すのは簡単ではないからです。

やはり今まで観てきた作品の蓄積によって表現手法やBGM選定、効果音や色彩調整を参考する必要があるんですね。

と言っても唯一無二の生まれ持った才能とか、そんな大げさなものじゃありません。

個人差はあれど、たくさんの映像作品を鑑賞すれば感性やセンスは自然に磨かれて来ますから、それを少しずつ編集に生かしていけばいいのです。

多くの動画作品を鑑賞して、なおかつ映像自体を分析する意欲のある人が一番向いている副業ではないでしょうか。

初心者が副業で動画編集を始める方法

初心者が副業で動画編集を始めるならどんな手順で進めていけばいいのかご説明していきます。

  1. 動画編集のスキルを学ぶ
  2. 自分である程度動画編集してみて、それを制作実績にする
  3. 制作実績を元にクラウドソーシングで案件を探して獲得

① 動画編集スキルを学ぶ

これは独学か通信講座、スクールなどに分かれます。

よほど予備知識がある人であれば独学もいいと思いますが、できれば通信講座やスクールなどできっちり学ぶのがベストです。

月々5000〜20000円と受講費用はスクールや講座によってピンキリですが、副業で月5〜10万円見込めるようになれば十分すぎるほどリターンは取れますし、動画編集の需要の上がり具合からしても一生モノのスキルと言っていいでしょう。

スクールの期間はどこも3〜6ヶ月以内ばかりで、決して習得のハードルは高くありません。

② 制作実績を作る

当然のことながら未経験・初心者は実績がないため、自分で実績を作る必要があります。

しかし自分で実績を作ると言っても初心者は何をどうしていいか分からないでしょう。

先ほどの「なるべく通信講座やスクールで学んだ方がいい」とお伝えした話に繋がるのですが、通信講座やスクールで実践的な学習ができれば、そのまま制作実績の作成まで経験できるのです。

もちろん独学でも制作実績は作れますが、『右も左も分からない完全初心者』であれば教えてもらうのが一番です。

自分のスキルをポートフォリオ(作品集)にしてアピールしてみましょう。

③ クラウドソーシングで案件を探す

そして最後は身に付けたスキルと制作実績を持ってクラウドソーシングで案件を探して獲得します。

https://crowdworks.jp/

なるべく作業のハードルが高くない案件、未経験可の案件を根気強く探して1件1件こなしていくのが大事です。

もちろん個人的なつながりから案件を受注するのもいいですし、何もなければクラウドソーシングでコツコツと実績を積み上げていきましょう。

動画編集を副業にするメリット

ざっと説明してきましたが、メリット・デメリットもご説明します。

副業で動画編集をやってみようか…と悩まれている人はぜひ読んでみて下さい。

初心者・未経験でも習得しやすい

動画編集は数ある副業の中でも正しい方法で学んでいけば再現性が高く、それでいて一般的なスキル習得期間も数ヶ月です。

確かに感性やセンスも必要ではありますが、基本的なスキルを習得した上で徐々に磨いていけば問題ありません。

このように初心者でも始めやすいことは、動画編集の副業を始める大きなメリットです。

在宅で稼ぐことができる

副業といえども『個人の力』で『在宅』で稼げるのは大きな武器です。

PCと編集ソフトさえあれば、在宅はもちろん近所のカフェでもできます。

在宅は通勤時間と交通費の大きな節約になりますし、動画編集で副業経験を積んでおけば今後の仕事の幅も大きく拡がっていきます。

自分の腕一本で稼げる安心感は何物にも代えがたいものではないでしょうか。

一度スキルを習得すればずっと使える

恐らくよほど技術の大革新などない限り、動画編集のスキルが使えなくなる、廃れることはまずありません。

スマートフォンを持つのが当たり前の時代になった現代、動画市場は右肩上がりに伸び続けているため、逆に落ちていく要因が見当たりません。

感性やセンスも大事なのは前述した通りですが、動画編集スキル自体は普遍的な技術であり、習得してしまえば半永久的に使えると言っていいでしょう。

動画編集ソフトも日進月歩で進化していますが、副業レベルでも動画編集の世界に身を置いていれば『ある日突然スキルが通用しなくなる』なんてことはありません。

動画編集を副業にするデメリット

デメリットもお伝えしますが、考え方やその人のライフスタイルによってはメリットにもなりえます。

気になるデメリットも挙げておきます。

スキル習得に費用をかける可能性がある

これも前述の通り通信講座やスクールを利用すれば当然費用は発生します。

絶対に独学でスキルを身に付ける!と固く決心している人ならそれでもいいでしょう。

ただ、お金をかけずお手軽に副業したいと考えている人には厳しいかもしれません。

それでも分割払いにすることで金銭面の負担を抑えやすくなりますし、実際に動画編集で報酬を得られるようになれば前倒しで返済も可能です。

一生モノのスキルを得られると思えば、先行投資として検討してみるのもありです。

不労性がない

副業における動画編集は案件を1つ1つこなしていくものであり、手を止めてしまえば報酬はゼロです。

しかし完全な不労所得まではいかなくても『不労に近い状態』まで持っていくことは不可能ではありません。

それはディレクターになって案件を外注すること。

自分が手を動かして動画編集をするのではなく、外注して完成した動画をチェックする立場になるのです。

そうすることで作業時間も短縮され、自分が本来こなせる数の案件よりも多く対応できるようになります。

と言っても副業レベルでディレクターになるのは至難の業であり、やはり動画編集で不労所得を狙うのは現実的に難しいと言わざるをえません。

ですが純粋に動画編集が好きな人、あるいは何か手を動かしていたい人にとっては不労所得はあまり気にしなくていいと思います。

まとめ

今回は動画編集を副業で行うための記事でしたが、いかがでしょうか。

「副業で動画編集なんて本当に稼げるの?」と不安だったり、動画編集ついて調べるうちに「とても自分には無理だ」などと思われるかもしれません。

しかし順を追って少しずつスキルを身につけることでステップアップしていけば、動画編集者として報酬を得られるようになります。

You Tubeを筆頭に誰でも動画を公開できるようになり、動画編集者が年々必要とされるようになっています。

今は初心者でも操作しやすいソフトも続々と登場しており、一定のスキルを習得すれば動画編集者になれる時代です。

ですがスキルだけでは今後、差別化が難しくなってくるため、自分自身のオリジナリティを高めるためにも普段から様々な映像作品に触れてみて下さい。

まずはパソコンやソフトを調べたり揃えたり何だって構いませんから、とりあえず何かしらのアクションを起こしてみることが何より大事です。

動いてみることで、自分には何が必要かもはっきりしてくるのではないでしょうか。